おいしい食育


最近年を取ったせいか、はたまた精神的に落ち着いていたのか(!?)文章がソフトになってましたね。
反省反省。
アタシもかつては「難クセ王」と呼ばれたオトコ。目を覚まし、辺りかまわず咬みつき、喰い散らかしていきますね。



いま『食育』っていうのが流行ってますけど、これがまたおかしな匂いがします。


もともと管理栄養士っていうのは、厚生労働省の認定する国家試験をパスした人たちなんです。
ところがこの「食育」を推進するにあたり、啓蒙活動に協力的なスーパーなどに、農水省厚労省補助金を出すことになったんですね。
金を出すのはいいんですよ。どんな活動にも金はかかるんですから。
ところが金を出すということは、口も出すということなんですね。


国の試験に合格して有資格者となった管理栄養士が考えたレシピやその分量について事細かに提出させ、それを役人が検算し、チェックする、なーんていう作業というか、工程が必要だそうです。
はっきり言ってプロに対する侮辱ですよね。


この役人自体、資格試験をまったく信用していないんでしょうね。
自分だって試験にとおったから役人になれたくせにね。