トップイースト11 順位決定方法の不可解


アタシ、間違えていました。


ラグビートップイースト11の順位は1位リコー、2位NTTコミュニケーションズ、3位三菱重工相模原、4位セコムという、これ自体は間違えていなかったのですが、トップリーグへの昇格を巡るイスを争ういわゆる『トップチャレンジ2』というのは、各地域(イースト11、ウエスト、キュウシュウ)の2位チームで総当たり戦を行うものだと思っていました。そしてその勝者がトップリーグ11位チームと入替戦を行うものだと。


ところが、1月4日(日)に「トップイーストプレーオフ」というのが組まれており、何のことやらと思っていたら、実は『トップチャレンジ2』に進むのは、「トップイースト11」の2位チーム(NTTコム)と3位チーム(三菱重工相模原)の勝者だとのこと。この試合が「プレーオフ」ということです。
これは2位チームとしては、何のための2位かわからないですよね。
エストやキュウシュウでは2位になれば自動的に『トップチャレンジ2』に進めるのに、競争の激しいイースト11ではむしろ2位になってももう一度勝たなければならないというのは、かなり厳しいです。勝ち点が同点の場合、というのであればいざ知らず。


イースト11は他の地域より参加チームが多いので、3位チームにもチャンスを与える、というのであれば本末転倒でしょう。
各地域2位チーム+イースト11の3位チームの計4チームで『トップチャレンジ2』を争うというのならまだ話はわかりますが。


であれば、先日の最終戦でNTTコミュニケーションズの選手が大喜びしていたのが理解できます。
セコムラガッツに勝ったことで2位or3位が決まったわけですから。
逆に負けていれば4位もあり得たわけで。


それにしてもこのプレーオフ実施の意味が分かりません。
なにより、このプレーオフについて、日本協会、関東協会、トップリーグいずれのHPを見ても何も書いていないことが不思議というか手落ちです。
スケジュール表に「プレーオフ」の文字はずっと以前からありましたが、何のことかわからず、勝ち点が同点だった場合の予備日かと予想していました。


終戦 リコーvs三菱重工相模原
その試合前のリコー練習風景