順当に、敗退。


ラグビー日本選手権準決勝、リコーブラックラムズvs三洋電機ワイルドナイツが行われました。
花園で行われたので、さすがに観戦には行けませんでしたが、準決勝ということもあり、NHKでテレビ中継もあるので、期待して見ていました。


ま、今シーズンは下部リーグでやっとのことで優勝し来季昇格を決めたばかりのリコーと、昨年の日本選手権優勝、本年トップリーグ準優勝の三洋では実力差は明らかですが。


リコーは特にFWに怪我人が多いので、さらにたいへんですが、そのおかげで遠藤くんがLOで今季初先発です。
以前にも書いたかもしれませんが、彼は学生時代、アタシのチームに同窓の先輩がいたせいで、よく遊びにきていました。同じポジションなので勝手にライバル意識を燃やしておりました。
そんな彼もこの試合で引退を決めたようです。
ま、社会人になる際に1回やめてるんですけどね。


試合は最初なんとリコーペースで進む。
出足の速いディフェンス、フォワードの集散も早く、ボールを支配している時間も多く、ゴール前で相手の反則を誘い、PGで3点先制!
意外な試合展開と、その後も続くリコーのなかなかいい動きにもしやを感じはじめていましたが、それも前半10分くらいでしょうか。以後は実力差が出てきて、前半だけで5失トライ、後半にはさらに4失トライし勝負あったの感です。
でも最後にはアタシの贔屓の瓜生選手も投入され、がんばっていましたよ。まあ、最後にノット・リリース・ザ・ボールの反則で試合終了のきっかけを作ってしまいましたが。でもそれも彼のタテへの突破力と粘り強い前進がちょっと厳しい審判にファウルを取られてしまったまでのこと、決して悲観するものではありませんでした。


3−59。
結局最初のPGの得点のみで、ノートライ。
これが今のトップリーグ上位チームとの力の差でしょう。
今年これまで対戦してきたチームとはスキルもスピードも違っていました。
来年はリコーもトップに昇格するので外国人枠も3名になりますから、スカウティングも重要になりますね。