週刊テレビガイド

毎週土曜日に決まってしている作業があります。
それはテレビガイドを見ながら翌週の番組をチェックし、HDDで録画予約をするのです。
昨期はナースあおいけものみち時効警察などドラマに秀作が多かったのでたいへんでしたが、今期は富豪刑事デラックスくらいしかないので、少し物足りません。
と思っていたところでNHK純情きらり宮崎あおいがやっぱいい!20歳にして女優歴16年、さすがです。


話は戻って、番組チェックのこの作業は意外と楽しく、特に新聞の土曜版に付いてくるガイドを利用しているので、新聞見開きに赤い枠の分布はなかなか壮観であります。
新しめのHDDレコーダーならブロードバンドでつなげて電子番組表からワンタッチで録画予約までできてしまうんでしょうけど、ウチのは新しもの好きな父のお下がりなので、けっこう初期のものです。80GBしかないですしね。
ただ容量の少ないのも考えようによってはいい点もあって、次々に見ては消していかないといけないので、見ずにお蔵入りしてしまうことがありません。


でも最新機種だったとしても、きっと新聞でやってしまうでしょう。
なぜかというと、紙は“一覧性”にすぐれているからです。
視野と置き換えてもかまわないかもしれません。目に見える景色がカメラのフレームに収まり切らないのと同じような感覚と言えるでしょう。
どんなにデジタルペーパーになったとしても、その情報量と質に見合ったフェイスサイズが必要だということになります。つまり、ニューストピックスはケータイ画面でも見られるけど、一覧性が適した情報には、たとえデジタルでもやはり相応の大きさが必要だということになるのでしょう。
電車の中吊り広告は、一行表示の電光掲示板に取ってかわられるのではなく、現在と同じ寸法のままデジタルペーパーに変わってゆくことでしょう。
情報量にしても、そして媒体料金としても。