ジョン・テンタ急死


ビッグ・ジョン・テンタが死んだ。
ジ・アースクエイクといった方が通るかもしれないし、大相撲ファンには琴天太(あるいは琴天山)といった方が懐かしいか。


まぁ彼のプロフィールは「ジョン・テンタ」に譲るとして、彼の日本で最も記憶に残る出来事は、なんと言ってもSWS参戦時に、対戦相手の北尾(元横綱双羽黒)に「この八百長野郎!」と罵られ、北尾のプロレス界追放に一役買ったことであろう。


まあ、相撲は神事だし、プロレスはエンターテインメントだから、どちらにも八百長はつきものなのだが、それは暗黙の了解であって、最近でこそミスター高橋が暴露したが、それをまた何の信念も覚悟もなく口走ってしまったところに北尾の浅はかさが見えてしまうんですな。まあ、彼は立浪部屋時代も「メシがまずい」と言っておかみさんを蹴り倒して部屋を出て行ったらしいから(俗説)、考えが浅いのは昔からなんだね。
でも若い頃の過ちをみんなに覚えられているってのもつらいだろうなあ。


強くもなく(日本では)、かっこよくもなく、デブでハゲなテンタに愛着があるのは、言うまでもなく、叔父に似ているからである。