下町彷徨


今日はわけあって品川、大田の下町?方面を歩いてきました。

まず東品川。
天王洲といった方が聞こえがいいですが、アイルからはかなり離れたところなので敢えてこう呼びます。
ここでお料理を習い?、食べてきました。牛肉のタイ風サラダ、野菜たっぷりのドライカレー、うなぎとセロリのスパゲッティ。
いずれもオリジナリティにあふれ、おいしかったですよ。


そして大井町
りんかい線ですぐなんですね。
よくここのスタバでお茶します。よく、って言っても半年に1〜2回ですが。
阪急に行きました。
昔から眺めたことはあったけど、よく考えたら入るのははじめてかも。
いまや1階のみ“デイリーショッパーズ”となっていて、上の階は100円ショップと中古本屋など専門店になっていました。以前の高級感はどこへやら。まあ、大阪ではそんなに高級な店ではないんですけどね。関西人の大好きな金装飾に惑わされているカンジ。


次は大森。
山王側なので、下町ではなく“山の手”ですね。
高級住宅地を背後に控えているのですが、そんな雰囲気はなかなか感じられません。
坂を上った神社の並びにおいしいエスニック料理のお店があると聞いたので足を運んだのですが、さっぱり見あたりません。
代わりにあったのが「大森貝塚」。
ああ、モースね。
それだけの知識しかない。
そういえば明石散人がモースを批判してたなあ。
モースは日本人はこんなひどい生活をしていた、って侮蔑しようと考えて発掘してたら貝塚遺跡が見つかったんだよ、モースを讃えるなんておかしい、ってそんな話じゃなかったかな。


目の前のバスに飛び乗って池上へ。
門前町
本門寺のお膝元。
本門寺と言えば力道山なんだよなー。会ったこと無いけど。
そういえば彼が死ぬ直前に入院していたのは赤坂山王病院だったな。大森山王病院の前をバスは通り過ぎたぞ。日枝神社と何か関係あるのかな。日輪の子だとか太閤秀吉みたいなことを言い出しそうだもんな。出自に陰がある人は生まれを誇張したがる。まあ誰だってそうか。コンプレックスを隠して都合つけて生きてんだもんな。


ローカルな池上線で雪谷大塚。
ここはどんな街だろう。
谷にはなっていたかもしれないけれど、雪はそう多くないだろう。
中原街道沿いなので、一里塚はあってもおかしくない。
ちなみに駅前の交差点を横道に入ると、自由が丘への近道になってるんだよなー確か。


さらに長原へ。
ここは池上線らしからぬ。東急線ぽい駅だ。意外。
中原街道と環七が交わる交通の要所です。車的には。だん吉的には。
駅前で用事を済ますと息をつく暇もなく立ち去る。


五反田に到着。
池上線は4階に到着。こう考えると山手通り沿い=目黒側沿い?は谷深くなっていて、戸越銀座あたりでは平地なのに、大崎広小路に出たとたん4階高さになるんだな、きっと。
東横線が代官山を過ぎて渋谷に出ると一気に坂をくだるように、また銀座線が青山を抜けると渋谷の3階に到着するのと同じ原理だな、きっと。


ふぅ。
ただの散歩ではなく、仕事の一環で回っていたんですよ。
それにしても疲れたなあ。
でも初めての町ばかりだったので楽しかったですね。


また来週も「ぶらり途中下車の旅」お送りするかもしれません……。