F1サーカス


昨日フランスGPやってましたね。
ひさしぶりに見ましたが、やっぱり楽しいですね。


それにしても、F1て何がそそられるのでしょう。
モータースポーツ」なんて呼ばれ方をすることもありますが、一般の人が取り組むことができないという意味で、「スポーツ」とは言えないと思うんですよね。
スポーツ新聞、スポーツニュースが大きく取り上げる為にそういう言い方をしたのだと思います。


新しいヒーローが誕生したりなんていうのはむしろプロレス的で、それこそマスコミが、具体的にはフジテレビとトーチュウが、作り上げた幻想なのではないでしょうか?


さらに、こうしたレースに賭博が絡まないのも珍しいと言えるのではないでしょうか。
馬、自転車、バイク、船。乗り物のレースには付き物の、「投票券」がないんですね。これは必ずしも順当に収まりやすいからというだけではないと思います。世界の有力自動車メーカー各社がそれぞれの技術の水を集めて作ったレーシングカーを、博打の対象にするなんておこがましい、ということでしょうか?
でも、金を賭けているわけでもないのに観客・ファンがあれほど熱狂するのは、その技術に見惚れているからなのでしょうか。自分のできないことをいとも簡単にやってのける。
そういう意味ではプロスポーツに近いものがあるかもしれません。


う〜ん、堂々巡りですな。
まさにF1サーカス。
おあとがよろしいようで。