週末は 山梨に います。


いやあ。
がんばりました。
昨12日、大会初出場。

笛吹市いちのみや桃の里マラソン大会』に出場してきました。
ま、2月の東京マラソンに影響されて3ヶ月、とりあえずはまず10kmに挑戦ということで、しかもたまたま縁の深い山梨は一宮で開催される大会があったので参加してみたのです。


この間、できるだけ毎日走ろうと思っていたのですが、なかなか忙しいこともあり、30分しか時間が取れなかったり、平日はダメで土日だけ走るなどなかなか時間を作るのに苦労しましたね。実際、レースまでに10kmを走ったのは結局1回だけ(しかも5kmでヒザを痛めたので休み休み)でした。


そういうわけで体力にも根性にも準備にも早起きにも不安があったのですが、なんとか行ってきました。
目標は1時間10分。1km7分の計算です。ゆるいと思う人も多いでしょうが、アタシの現在の体力はこんなもんです。
ただ1度10km走ったときのタイムは1時間12分。そして今週はずっと雨だったので、走れたのは1日、6kmのみ。
そこから出した目標タイムが1時間10分なのです。


4月12日。
甲府市内をはじめ、山梨県の市街地部が一年で最も盛り上がる日です。
武田信玄公の命日。県内各所でお祭りが開かれます。
そんななか開かれたのがこの大会。ハーフと10km、合わせて参加者約4000人というのは、なかなかの大会なんじゃないですか?
満開の桃の中、レーススタートです。


最近は便利なんですね。トルソータグというもので、タイムを自動計測してくれるんですって。ありがたい。
走っている間のことはあまり覚えていません。
ヒザの痛みも若干出ましたが、それはなんとか走り方の矯正で補助することが出来たようです。
むしろ根性無しの方が問題でした。
距離表示があまり多くなく、確認できたのは2kmの次に7kmというもので、アタシもまだビギナーなので現在の走行ラップタイムから距離を計算するとかってわからないんですよねー。コースを確認しとけばよかったとも思いましたが、土地勘のないところ、地図で覚えるってのも難しいしなあ。で、もうすぐか、もうすぐか、って思ったらまだ3kmもあるとわかったら、なんか一気に疲れが出ちゃいましてね。一部歩いちゃったりもしたんですよ。でもね、ダラダラ歩くのではなく、腕をしっかり振ってね、あくまで足をちょっと休ませるみたいな。だってこれまで7km続けて走ったことないんですから。しかも初レースでオーバーペース間違いなし。仕方ないかな、って思ってました。しかし…。


ゴールが見えてきたら最後の力を振り絞ってラストスパート。
タイム:1時間02分40秒。
うーん。目標タイムを大きく上回ったのだから、喜びたいのですが、手放しで喜べない。
これが1時間8分とか9分台なら素直にホッとするのですが、少し歩いちゃってその結果2分40秒、もったいなかったなー、って。走り続ければ1時間切れたのか?って。


でもそれなりの満足感はありましたよ。
こうした大会に参加する良さも、居心地の悪さも体験できました。
レース前には見知らぬ人が、同好の士というだけで話しかけたりかけられたりしてて、その鬱陶しさからもうイヤだと思い、スタート直前からスタート後の少しの間の緊張感や開放感、期待感、人や周囲の景色、そういったものが新鮮である意味感動的で、またやりたいと思うには十分だったし、でもレース後半では体力不足から来るつらさから、レースなんかも二度と走るもんか、ダイエットと運動不足解消で2、3kmジョギングしてればいいんだ、などと思ったりもしていました。


しかし。
また走り続けるモチベーションが見つかったのです。
それはまた次回…。