エコイルミ?



玉川高島屋のクリスマス装飾がはじまりました。
公式サイトによると「南館の3階テラスに太陽光発電パネルを設置し、日中に発電した電気をバッテリーに蓄電し夜間のイルミネーションの点灯電力の一部に使用しています。また館内外の25万球のイルミネーションは消費電力が少なくあまり発熱せず結果的にCO2の排出が少なくなるLEDを使用、同じ明るさの電球と比べると消費電力は約1/10となります。ツリーに飾るオーナメントにも廃ペットボトルを材料としたものを使用しています。グランパティのモミの木もクリスマスが終わると嬬恋村に帰っていきます。」


ですって。


敢えて難癖をつけさせていただきますと、確かに通常球よりLEDの方が電力は消費しませんが、最もエコなのは電飾自体をやらないことです。
ペットボトルのリサイクルも、その再加工自体に石油をたくさん使います。
もみの木も、土地に根付いた木を伐ってきて、終わったからはい戻します、ってもんじゃないでしょう。出戻りでまた根付くのか疑問です。やるなら「来年もまたこの木を使います」とかね。まあ運搬にガソリンを多量に使い、排気ガスを放出しますが。その場で小さく削って燃えるゴミにするのが一番エコじゃないですか。


つまり、本気で環境のことを考えているのなら、何もやらないのが一番なんです。
でもそれじゃ味気ないでしょ。
見る人、訪れる人々の心をあたため、豊かにするのは、大事な仕事です。
だからアタシは電飾には賛成です。
省エネ努力には感心しますし、頭が下がります。
でもそれをこれ見よがしに『エコエコ』言うのがなんか偽善ぽくて好きになれないんですよね。ココに限った話ではなく。


でも最も気になるのは、上の写真では見えにくいですが、テラスに発電用と思われる風車がついていました。
私はそれを見て、あー風力発電でイルミやってるんだな、と思ったのですが、HPを見たら太陽光発電でやってるとあってオドロキましたわ。


屋内風力発電キット Windy

屋内風力発電キット Windy