セプテンバー・レインレイン、は太田裕美。セプテンバー・フォーティーンス。


今年も9月14日を迎えた。
昨年も書いたが、アタシのかわいい後輩の誕生日だ。


彼女と近しくなってから早14年。
いや近くもないけど遠くもないという関係をずっと続けてきたというか勝手に続いていたわけだが、今年の初めに想像すらしていなかった出来事がおこり、それに伴い彼女との縁もほぼ切れてしまうことになりそうな気がした。


そのときは本当に悲しかった。
好きでもなんでもない女性に対してこのような寂しさを感じることがあるのかと自分でも驚いた。
このときに気が付いた。
この胸に込み上げてくる熱いもの・・・



ゲロ?




いや


アタシは彼女をかわいがっていたのだ。
時津海部屋よりも深い愛で。


なぜなら彼女は、アタシの社会人経験に於いて、とある職務でこれまで唯一の後輩だからなのだ。
年も一つしか離れていなかったし、恋愛対象でもなかったし、かわいがるのにちょうどよかったのだ。


長いこと離れていて、また近くにいられると思ったら、また離れてしまった。
しかも今度は本当の別れだ。
今生の別れと言っても過言ではないかもしれない。
少なくとも、もう会うことは無いかもしれない。
プレゼントを渡す機会など、二度とやってこない。


今年もまたメールで誕生日を祝う。
しかし火遊び感は薄く、あまり楽しくない。
かつて楽しんでいたドキドキ感はまったくない。
いや、少しあるか。
返事が来るか否か。
そんな賭けが成立するくらい、実は近くない関係。


お誕生日おめでとうございます。

さて、ダレダ