成田屋の終わり

昨日の記者会見、すべてシラを切りとおしましたねぇ。海老蔵。
ま、予想通りですが。仕方ない。ああ答えるしかないでしょう。

いやいやいやいやいやいやいやいや

そんな話ぢゃない。
そっちの成田屋ぢゃないんだ。

こちらの『成田屋』。
銀座３丁目、松屋銀座の裏手にある工具店。タバコ屋だと思っていた人も多いみたいですが。

ちょっと前から「テナント募集中」の看板が出ていたので気にはなっていたのですが、中を覗くとオヤジさんも元気そうだったので心配はしていませんでした。
ところが先週あたりからシャッターが半分くらい下りていて、休業状態です。
ま、ビルオーナーでしょうから生活は問題ないのでしょう。何の心配をしているんだ？アタシは。

この成田屋、何度か利用したことがあるのですが、オヤジさんがすごいんですよ。
まず訪れて、欲しいものを相談します。
例えばモノを吊るワイヤーだと、電話帳ほどもある分厚いカタログから２秒以内に該当ページを開き、その太さと長さを選ぶように言われます。答えようと思うともう受話器を耳に当ててます。なんだよ、尋ねておきながらどこに電話してるんだよ、と思ったら、アタシの分をメーカーに発注の電話。どんだけせっかちなんだよ！
慣れた様子で取引先との電話を置くと、納期を教えてくれて終了。

え？

アタシの名前とか聞かなくていいの？

前金入れるわけでもないのに。

それでいて数日後に訪れると、ちゃんと用意していてくれる。
だいたい近所の？オヤジとくっちゃべってることが多いけど。
価格もカタログの２割引くらいじゃなかったかなぁ。

なかなかの商売人なんですよね。

そんなオヤジさんも、いよいよ現役引退なのかな。

まさか『無期限謹慎』じゃないよね！？