バス停広告


11月4日、横浜市営バスの停留所に広告付きの上屋(待合所の屋根)ができた。
広告事業者が設置し、広告収入を維持管理費に充て、市は設置費等をゼロにできる。


バス停広告自体は古くからあるが、ほぼ忘れられた存在。見渡せばまだまだ媒体は見つかるのだろう。
しかし何より素晴らしいのは、公営交通への参画ということで、それまでかかっていた経費=税金が不要になり、市民の負担が軽減されるということだ。これまでは屋根付きバス停1基あたり200万円/年ほどかかっていたということだが、今回500基まで増やす計画とのことで、実現すれば10億円もの経費が浮くことになる。
中田市長も「財源不足を一気に解決する方法など無い。こうしたことを一つ一つ積み重ねていくしかない」と語っている。


これまでの商業主義的な広告掲出ではなく、こうした社会貢献になる事業はとても意義深く、羨ましい。