TABUSE 7得点デビュー


フェニックス・サンズ田臥勇太が日本人として初めてNBAに出場した。


近年、野球やサッカーでの本場進出が盛んで、良い実績を残し、日本のトッププレイヤーは世界でも通用することが判りはじめているが、田臥の場合はそれらとは一つ格が違う。


彼は日本のバスケ界では傑出したスターだ。
バスケにはあまり詳しくないが、彼の名前くらい知っている。
秋田・能代工時代、3年連続でインターハイ、国体、高校選抜の3冠を、つまり“9冠”を達成した男だ。こんな選手は野球やサッカーにはいない。野茂もイチローも松井も、そしてナカタも日本で素晴らしい実績のある選手だが、高校時代から図抜けた成績(結果)を上げてきたわけではない。競技人口の多寡もあるが、「常勝」といわれたのは野球ではかつてのPL学園、サッカーでは国見くらいなものか。強いて上げれば桑田眞澄(PL学園→ジャイアンツ)にチャンスがあったかもしれない、というくらいか。清原でもいいんだけど。しかし彼らとて甲子園5度優勝を達成したわけではないし、(桑田には)MLB挑戦という意志はあれども、時代がまだ追いついていなかった。


それだけに田臥には大きな期待がかかる。
しかも野球やサッカー以上に体格差がハンデとなるスポーツだ。
日本を代表する選手として応援したい。
日出ずる国のTABUSEを。