あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。本年も「東京問答」をよろしくお願いいたします。
実は、ずっと読んでいただいている方はもうとっくにおわかりと思うんですが、「東京問答」といっても話題は「東京」に限っていないんですね。これが師匠のこだわりとは異なるところなんですが、要はこれは大江戸師匠のパクリ(に、なってないけど。)からはじめたからこういうタイトルにしたまでで、アクセントは「東京」よりも「問答」に強く置いているんですね。この「問答」がまた、師匠とちがうところですな。ま、「独白」になりがちですが。


アタシの毎年の元日の過ごし方と言えば、まず早めに起床。実家へ挨拶。おせちを食べます。
初詣は毎年同じ、芝・増上寺。
子どもの頃は、「正月になぜお寺?」と思っていましたが、親の答えは明快。
「すいているから。」
クルマも止めやすく、人混みに巻き込まれることなくお参りできます。
でも近年はたいへん混んできました。なんででしょう?

で、夕飯はまた実家に戻ったり、でも今年は買い物をして、自宅に帰ってきました。ま、鍋とかそんなところです。
本当はここに「書き初め」とか「写経」とかを入れ込みたいのですが、限られた時間にそういくつもウソをつけないのも人生は無実なのであります。


それにしても、すっかり大晦日の風物詩になりました、元横綱・曙の惨敗劇。
かつては筋肉で仕上げられた下地を脂肪の鎧で固めたような千代の富士貴乃花を擁し、大相撲「立ち技最強」説すらまことしやかに囁かれたものでしたが、曙の連戦連敗(対ドシロウト含む)で、誰もそんなことは口にしなく(できなく)なってしまいました。
曙は半年間の謹慎(試合禁止)を申し出ているようですが、謹慎なんぞしてもしなくても、ヤツが練習すらまともにせず、ウェイトも全く変わらないのは周知の事実なんで、まあ来年は使ってもらえるのかどうか相当危ういカンジでしょうね。あるとすれば「風物詩」としての、いかにもプロレス的な、「予定調和」を目的として、話題性のある相手とやらせてもらうか、っちゅうとこですかね。
とはいっても、こう毎年話題を作ってやってるのに、1Rもたずに秒殺つづきじゃ、お客さんからクレームきちゃうよなー。
ホントは「元・横綱」の曙が、ただデカイだけのシルバに負けてはいけないと思うのだけど、あれだけあっさり乗っかられてしまうと、あっという間にあーなるという、格闘技のこわさの典型みたいな試合でした。大相撲vsアメリカンプロレスは、そもそも格闘技ではなく、伝統芸能vsエキセントリック・ショーなんですよ。そこで歴史ある大相撲が負けちゃうということが問題だと思うんですよね。これは脚本家が悪いのか?それとも台本通りに演じられない曙が悪いのか。




昨年1年間ご愛読ありがとうございました(4月からだけど)。6,050アクセス(1日平均23)という、まずまず(まだまだ?)の反響とご愛顧をいただいております。大江戸先生のパクリからはじめたにしては、そのアクセス数は約1/3と、そこまではパクレなかったようです。昨年も忙しかったし、それなりに充実しておりましたし、まずまず健康で過ごせました。本年も更に修行して精進して、でもますます重苦しく、自問自答していきたいものです。  本年が皆様方にもより良い年になりますように! 

本年こそ、毎日読もう「東京問答」!


(すみません、ほとんど大江戸先生のパクリです「原点回帰」)
大江戸時夫の東京温度