スーパーエッシャー展

大江戸先生からハッパをかけられ、気合いを入れ直している明石です。


さて今日は、昨秋からBunkamuraで開かれている「スーパーエッシャー展」を見てきました。


実は、何週間か前に一度訪れたのですが、すごい混みようで、その後用事もあったものですから、その時は並ぶのをやめてしまったのです。
そんな反省の後だったので、今日はチケットぴあで発券してから向かったのでありました。


しかしそんな努力も虚しく、「入場まで50分待ち」の表示が…。
でもチケットを持っていない人は「90分待ち」だったので、まあ良しとしましょうか。


それでも待ったのは実質20〜30分くらいだったのではないでしょうか。
意外にすんなり入れました。ま、クレーム対策というか、水増し発表ですわな。


入ったら入ったで、また大渋滞。
絵も満足に見られないほどの人混み。
入場制限の意味ないじゃん、てゆっか、中で待つのか外で待つのかの違いかな。


今回、試験的に(?)鑑賞ガイドとして『NINTENDO DS Lite』が使われていて、絵のプロフィールなどを楽しむことができるようになっているんですね。館内の無線LANを利用しているのかな。撮影禁止なので写真はありませんが。
こういった新しいテクノロジーを使った試みはどんどんしてほしいものですが、逆にこれのおかげで鑑賞時間が3倍程度に延びてしまって、これが混雑の原因じゃないかってくらいヒドイ。


アタシは絵のプロフィール(タイトルや背景など?)を認識、理解するよりも、インスパイアを求めるタチなものですから、そういう情報はむしろ欲しくないんですね。それが有名かどうかにかかわらず、どの絵が自分の感性に訴えかけるか、っていう勝負。
なーんてナマイキなこと言ってても、有名な絵=一般的評価の高い絵としておさえておかなくちゃ話にならないんで、しっかり見ちゃってるんですけど。


エッシャーで有名なのは、『だまし絵』と呼ばれる数々の作品ですが、それをこんなにも多くの人が一生懸命見に来ているんだなー、なんて見てると、これは『だまし絵』と言えるのはエッシャー本人だけであって、みんな『だまされ絵』じゃん、なんてうそぶきたくなる今日この頃でありました。


1月13日(土)まで開催チュウ。