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明日は大阪国際女子マラソン
中距離女王、福士加代子が初マラソン挑戦ということで注目されてます。


もう一方の注目、Qちゃんこと高橋尚子は3月の名古屋に出場するという。
なんでだろうなー。
もちろん体調とかローテーションとかいろいろあるんだろうけど、積極的に五輪切符を取りにいく姿勢が足りないんじゃないかなあ。


だって、北京の出場権は3つ。
世界選手権で銅メダル(日本人最高位でメダル獲得)の土佐礼子と、東京国際で圧勝(大会新)した野口みずきアテネ五輪・金)がほぼ確定と言われ、残る席はあと一つ。
選考レースは2つ。明日(1月)の大阪と3月の名古屋。


高橋には東京に挑戦してほしかったなあ。
注目度から言えば高橋と福士の二人が最有力候補なんだから、その福士に大阪で圧勝すれば、その後の名古屋の結果を待たずに(!?)内定だと思うんですよね、心証的には。
明日、福士が圧勝しちゃったらどうする?
大阪はスピードコース、いい記録を出したら、高橋はただの優勝じゃキビシいかもよ。


思えば4年前、アテネ五輪を控えた高橋は東京国際でまさかの失速、2位で出場権を獲得できず、名古屋に挑戦するかどうかが注目されたが、アテネの会期から逆算すると止めた方がいいと判断、回避した結果、名古屋は土佐礼子が優勝し選考は困難を極めた。
シドニー五輪優勝→連覇への挑戦という高橋の実績と、選考レースで苦しみながらも完勝した土佐の勢いを比較し、結局土佐が代表に選ばれ、高橋の五輪連覇の夢は潰えた。


一番の問題は3つの席をめぐり、4つのレースがあること。
しかしテレビ中継などの利権(既得権)により、どれもやめられないらしい。これが変わらない限り、選考の混乱は続く。


そんなわけだから、今回は積極的に出場し、戦ってほしかった気がします。
名古屋は日本新記録を出したり、シドニーの切符をつかんだりと、相性がいいのはわかるが、遅かりしQらのすけ、とならなきゃいいんですけど。



君ならできる (幻冬舎文庫)

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