救急車60セカンズ

実は昨日、会社でミーティング中に急に鳩尾の辺りを突くような痛みに襲われ、立つことができなくなり、救急車で運ばれてしまいました。



結果から言うと原因はわからず、痛みも引いたので点滴だけ射って歩いて帰ってきたのですが、こんなことは初めてだったんでビックリしてしまいました。
意識はハッキリしているんですが、痛くて動けず、冷や汗かくわ手先がしびれてくるわ、でもなんか倒れ方が「ちりとてちん」の草若師匠(渡瀬恒彦)みたいな感じで、なんかおかしかったです。ま、周りの方々には迷惑かけたんで言えませんけど。


結局、病院に着くまで1分もかからなかったんです。会社の並びに大病院があるもんで。
サイレン鳴らさなくてもいいのに、とか思ってました。


病院ではお医者さんにいろいろ症状等を尋ねられたんですが、そのときにはもうほとんど痛みは引いていました。
「最も痛かったときを10としたら、今はどれぐらいですか」
「0.5です」
「今どこか痛いところはありますか」
「左手です」
点滴の注射を射っているんですが、うまくいかずに何度もやり直してるんです。
「すみません、病気慣れしてないんで、どう注射されていいのかわからないんです」と言ったら、
「何度もすみません」と看護士の方は言いながら、結局右手に射ったんですが、後から見たら針の痕が計5箇所もありましたよ。
「今日最後に食事は何時頃とりましたか」
「3時頃です」
「何を食べたか覚えてますか」
「うーん、ちょっと待ってください」
「思い出せないならいいですよ」
「いや、はっきり覚えています。『白菜とホタテのグラタン』と『あさりのチヂミ』、『菜の花のキッシュ』、『イチゴのヨーグルトゼリー』、『イチゴのパイケーキ』と『ドーナツ』です」
「ずいぶん食べましたね」
「あ、いやどれも一口ずつです」
今日は料理の撮影があったんで、すべてしっかり覚えていたんですね。アタシってすごい。
でももし何かに「あたった」んだとしたら、同じものを食べたみんなにも知らせた方がいいのかな。でも作ってくれた先生に悪いしな、てゆっか、目の前で作り立てのものを食べて「あたる」とか聞いたことないな。
拾い食いとかした覚えもないし。
「下痢や嘔吐の気配がないので、食べ物ではないでしょう」
だって。よかった。


血液検査や超音波(エコー)で見てもらったりしたけど、いずれも正常、おかしなところはないとのこと。
むしろ昨年の健康診断を受けそびれたので、よかったかも。


結局、原因不明。歩いて帰ってきました。
まだみんな残っていて、申し訳ないやら恥ずかしいやら。
あー、びっくりした。
会社からは3日間の自宅静養を命じられました。


って土日祝やん。


 

SIMPLE2000シリーズ Vol.95 THE ゾンビV.S.救急車

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