* [スポーツ]うれしい勝利


またずいぶんと間を空けてしまいましたが、記録の要素もあるので思い出して書き留めておきましょう。
9月19日(土)、秩父宮ラグビートップリーグサントリーvs九州電力」、「リコーvsNEC」の2試合を観戦。


今日も日本代表ヘッドコーチのジョン・カーワン(JK)が観戦。
彼は毎週秩父宮に来ている感じがするなあ。

真ん中の水色のシャツを着た人です。
白いシャツに見えますが、この直前にクラブハウスの前で会ったので、水色なのは間違いないです。
ちなみに今日は日本ラグビーフットボール協会会長の森喜朗元首相も貴賓室で観戦。
これかな。


さて第1試合、サントリーvs九電は、サントリージョージ・グレーガンに注目。
前にも書いたと思うけど、彼はオーストラリア代表(ワラビーズ)139キャップという世界最多記録を持つスクラムハーフ
そんな選手が日本に来ているんだから、見なきゃ損。
もちろん36歳という年齢からしてピークを過ぎているのは間違いないけど、サッカーに例えれば鹿島に来たジーコと近いと思うのですが、見習うべきものは多々あるでしょう。
  
  
 
なんていうか、位置取りが早いというか、決して足が速いわけではなさそうなんだけど、いつのまにかいいポジションにいるという、特にディフェンスの時にそう感じましたね。



さて、そのGG(ジョージ・グレーガンの愛称)とワラビーズでコンビを組んでいたスタンドオフが、第2試合に出てきたリコーのスティーブン・ラーカム。
彼も102キャップというすばらしいキャリアの持ち主であることはここで何度も書いた。
ちなみに日本代表の最多キャップが 元木由記雄神戸製鋼コベルコスティーラーズ)の79であることを考えると、W杯優勝経験もある最強豪国での100オーバーという数字がどれほどすごいかというのがわかると思います。


さてそのラーカム、試合序盤に自らのミスから(美しい韻だ)トライを献上してしまい、落ち込んでいるところ。
 


ところが直後、ミスをカバーしようと、コンバージョンの際に猛ダッシュでチャージ成功!


追加点を阻止して満足げなラーカム。


しかしいろんないきさつ(こちらの「上田昭夫」の部分を参照)があり、本日は2枚のイエローカードをもらってしまいました。
次節の神戸製鋼戦は出場停止。


リコーはNECに対し、昨年の日本選手権で、下位リーグからの出場ながらNECを破り、ベスト4に進出した実績があるので、心なしか自信ありげに見えました。

27-21でリコーの勝利。すばらしい。