i(srael) mode


NTTドコモは「iモード」を展開するため、イスラエルの携帯電話事業者であるセルコムイスラエルと提携したと発表した。ドコモはiモードに関する技術やノウハウを提供するという。


古い記事だが、2つほど引用する。
イスラエルの武器輸出は世界の武器貿易の10%に達したと、モファズ国防相が発表。イスラエルで生産される武器の約4分の3は輸出に回り、イスラエル経済を支えている。」
エルサレム・ポスト 2004/05/27)


「日本は武器輸出三原則で武器の輸出を禁止しているが、報告は94年の日本の兵器輸出額を1000万ドルと記載している。日本の兵器輸出は93年も1000万ドルとされており、防衛庁関係者は『汎用(はんよう)性のある民生品が輸出後に軍用の転用されたのではないか』と推測している。」
中日新聞 1996/07/06)


これらの記事を合わせて考えつくのは、iモードの技術が軍事用に転用され、武器の一部となって輸出されてゆくということだ。
またイスラエルが、というわけではないが、表向きは非紛争国への輸出を装いつつ、自国兵器が闇市場を通じて紛争当事国や国際テロ組織に流れることを黙認している兵器輸出国もしくは製造メーカーすらある。
イスラエルアメリカべったりなので、その武器がイラク北朝鮮へ流れることは考えにくいが、メーカーが「黙認」していないとも限らない。
となるとこれはもう、武器輸出三原則違反のみならず、国家反逆、国賊行為といっても過言ではない。そうした軍事転用の危険性にまで思いを馳せているかどうか。


日本以外の国では軍需産業が科学技術の進歩に貢献しているのは疑いの余地がない。