インビクタス


映画館で映画を見るなんていつ以来でしょう。


先週『インビクタス-負けざる者たち』を鑑賞。
きっかけはラグビー日本選手権準決勝でCMをやってたんですね。


ラグビーをモチーフにした映画なんてあまりありませんからね。


意外にも大変な混雑。
雨で他にやることのないカップルが多かったのでしょうか。それにしてもこんな映画を選ばなくてもいいのに。
おかげで両サイドをカップルに挟まれて、なんかフッカーな気分。


試合などラグビーのシーンが思ってたよりずっと多い。
ファンではない人にも楽しめたのか心配になります。
ただラグビーはルールの難しい競技と思われがちですが、劇中でマット・デイモン扮するフランソワ・ピナールも言っていたように、基本は「ボールを真横か後ろにしか投げてはいけない」ということだけ。いかにボールをゴールまで運ぶかというゲームです。あとは『ラグビーフットボール』って言うくらいだからキックもアリなんだなと想像してもらえば、その他の細かいルールは、観戦を楽しむのには些細なことです。


マンデラ大統領の言動から試合中の細かいプレー(例えばNZスタンドオフ、マーテンズのショートキックオフなど)まで、ほぼ史実というかリアルに忠実に再現されているとのこと。試合や練習のプレーも役者とは思えないほど上手でスムーズで違和感なく見ていることができた。
惜しむらくは「レフェリー」がイマイチだった。ファウルを示すジェスチャーがハッキリしなかったり間違っていたり。


映画を見慣れていないアタシがこの作品の良し悪しを語るのは避けますが、一ラグビーファンとしては十分に楽しめました。