ニックネーム
「『gooランキング』これは上手い!と思うスポーツ選手の異名ランキング」
2008年09月24日〜2008年09月26日のたった3日間の集計ですし、偏っていますが、世代差も含めてアタシの感想を加えておもしろがってみますね。
(出典:http://ranking.goo.ne.jp/ranking/005/player_nickname/)
脱線もするし、ちょっと今日は長くなりそうですよ。
1位「ゴジラ」松井秀喜(野球)
まあ、あの日本人離れした(外人未満)パワー、そしてあばた顔。怪獣という表現は妥当か。
2位「音速の貴公子」アイルトン・セナ(F1)
スマートですね。貴公子という言葉は、なぜか儚い、不運な人に似合いますよね。キャプテン翼に出てくるフィールドの貴公子、三杉淳とか。
3位「燃える闘魂」アントニオ猪木(プロレス)
説明の必要もないくらいの代名詞。今だに燃え続ける彼の事業欲はどこへたどり着くのだろうか。
4位「ハマの大魔神」佐々木主浩(野球)
「ハマの」とか修飾語が付いている時点で二流のネーミングですな。「大魔神」自体はアメリカでも認知されましたしね、彼の体格ともぴったりだと思います。
5位「ミスタージャイアンツ/ミスタープロ野球」長島茂雄(野球)
これも言わずと知れた、ってやつですな。ミスター○○の元祖ですかね。wikipediaによると「(ミスター○○とは)特定のグループなどの顔となっている男性の愛称。グループ名などの前につけて呼ばれる事が多い。(中略)ミスターを単独で使った場合は通常長嶋茂雄を指す。」だって。確かにその通り。すごいです。
他にも「ミスター○○」を挙げたいとこですが、きりがないので省略。
7位「ロシアの妖精」マリア・シャラポワ(テニス)
うーん、トシかな、『妖精』と聞くと『白い妖精=ナディア・コマネチ』を思い浮かべてしまいます。
8位「サッカーの神様/サッカーの王様」ペレ(サッカー)
まあね。これが『上手い!』かは疑問ですが。
9位「ブンブン丸」池山隆寛(野球)
えー!?こんな上位のわけないでしょ。
いや確かにこのニックネームも有名だけど、実績的に、もっと下位でしょ。
10位「鳥人」セルゲイ・ブブカ(陸上)
これ入れたの、結構いいトシの人ですよね、きっと。
確か世界記録を達成するとスポンサーから賞金がもらえるとかで、1cmずつバーを上げていったんですよね。
そんなことしてなければ、もっと記録は伸びたかもしれないですよね。
でも彼以外あの高みに近づけなかったのも確かなので、そんなこと言ってもしょうがないかな。
11位「ボンバーヘッド」中澤佑二(サッカー)
愛称っていうか、見たまんまでしょ。最近はあまり言わないし。
12位「ビーチの妖精」浅尾美和(ビーチバレー)
もうちょっと実力が追いついてくればねえ。オリンピックどころか、国内で勝てないようでは・・・。
いやこれはニックネームの評価ではなかったです。すみません。
13位「蛙王」北島康介(水泳)
これも北京オリンピックならではの、しかも中国人が付けただけであって、日本人は誰も彼のことをこんなふうに呼んでいませんよね。強いて言うなら「チョー気持ちいい」でしょ。ま、これもニックネームではなく、名言の一種ですが。
14位「角界のベッカム」琴欧洲(相撲)
だから『○○の』と付く時点で二番煎じだし、ましてや『ベッカム』なんて人名じゃん!
「人間起重機」とか似合いそうだなー。もうビッグ・ジョン・スタッドが使ったやつだけど。
15位「破壊王」橋本真也(プロレス)
そうそう、こういうシンプルなのがいいよね。
プロレスにはいいニックネームが多いね。
昔から日本人vs外人という構図ができていて、その外人をいかに恐ろしく思わせるか、というのが興行のポイントだったからですね。
古館以降はわざとらしいのが多いけど。
16位「平成の安打製造機」イチロー(野球)
事実としては正しいが、誰も彼をそう呼んでいない。「振り子打法」くらいじゃないですか、彼を形容しているのは。
ちょっと物足りないけど。
17位「ミスターケイリン」中野浩一(競輪)
年齢いってるでしょ、これを挙げた人。
18位「反逆のカリスマ」魔裟斗(格闘技)
なかなかいいね。格闘界。
でも何に反逆しているのかさっぱりわからん。
19位「サモアの怪人」マーク・ハント(格闘技)
うーん。「サモアの怪人」と言えばトニー・ソレイタ以外あり得ないのだが・・・。
語彙が貧困なのか、コトバが使い尽くされてしまったのかわからないけど、過去に定着したニックネームは、できれば再利用しないで欲しいですね。
20位「ミスターパーフェクト」アーネスト・ホースト(格闘技)
異存はありませんよ。もう一つの称号「フォー・タイムス・チャンピオン(4times Champion)」は、もしかしたら現役復帰してファイブタイムスになる可能性もあるからだめかな。
でもプロレス界にも「ミスターパーフェクト」カート・ヘニングがいたし、アタシの高校時代の同級生であるF井T郎くんも「ミスターパーフェクト」と呼ばれてました。オール5を取ったので。
ま、ホーストとアタシは同じ誕生日なので、アタシも「ミスターパーフェクト」をナノ老化しら。
21位「白いペレ」ジーコ(サッカー)
だからジーコは不快だと思いますよ。
むしろペレも不快かも。
22位「サンダーボルト」ウサイン・ボルト(陸上)
新しいですね。
しかもこの中で唯一の「自称」かも。
23位「白い巨人」レアル・マドリード(サッカー)
日本の野球で言うところの「赤ヘル軍団」みたいなものでしょうか。
スペイン語ではたぶん「ヒガンテ・ブランコ」。ゴルゴ13(リイドコミック)の18巻に同名のタイトルがあります。
24位「IQレスラー」桜庭和志(プロレス)
あんまりピンとこないなあ。レスラーにはIQ的な頭の良さはいらないと思うんだが。
25位「侍ハードラー」為末大(陸上)
あのちょんまげか!
いろいろアイデアを持っているアスリート。
記録よりも、現役を退いた後の方が期待できたりして。
26位「中国のエリカ様」郭晶晶(飛込み)
27位「動く万里の長城」姚明((バスケットボール)
はっきり言って、日本で馴染みないでしょ。
28位「オリエンタル・エクスプレス」上野由岐子(ソフトボール)
うーんこれもねえ、郭泰源なんだよねえ。
29位「黒の総帥」蝶野正洋(プロレス)
チョーノね。昔は「ロンリー・バタフライ」ってのもありました。
30位「暴走柔道王」小川直也(格闘技)
石井慧かと思いましたよ。
こうやって見てみると使い回しも多く、またピッタリ合っているか微妙なのもありますね。
そんなわけで、次回はアタシのおすすめニックネームランキングです!