AKB48ファンではない3  ー第4回総選挙を振り返るー


 ちょっと時間が経ってしまったが、AKB48らの総選挙も無事に終わった。
 私の総選挙結果と、今回の総選挙の結果の差が、アタシと世間との差、どれだけ乖離しているか、アタシの非常識度をを表している。
 ではアタシの結果と世間の結果を比較してみよう。〈〉内が最終結果である。


1位 松井珠理奈SKE48AKB48)〈9位〉
2位 木本花音SKE48)〈56位〉
3位 山本彩NMB48)〈18位〉
4位 板野友美AKB48)〈8位〉
5位 松井玲奈SKE48)〈10位〉
6位 小木曽汐莉SKE48)〈32位〉
7位 矢方美紀SKE48)〈62位〉
8位 まゆゆAKB48)〈2位〉
9位 原望奈美SKE48)〈圏外〉
10位 横山由依AKB48)〈15位〉


 うーん。ビミョーですな。


 今回の総選挙で一番のサプライズは、松井珠理奈松井玲奈を逆転したことであろう。(え、ちがう?)
 玲奈は投票以前は、マニアの間では「5位以内当確」と言われていた。だが、蓋を開けてみると珠理奈にも抜かれ10位に終わってしまう。
 この敗因は正直わからない。やはり前田敦子の後継として珠理奈を推す声がかなりあると見ていいのだろうか。「大声ダイヤモンド」で大抜擢されたスーパー小学生も、既に高校生。AKB48兼任もエースへの布石と見て間違いないだろう。秋元康的には。
 玲奈もSKE48のWエースとしてこのまま引き下がれない。『稼頭央』ではなく、『秀喜』にならなくてはならないのだ。


 もう一つのサプライズはまゆゆの2位だろう。一般的には大島と柏木の一騎打ちと言われていただけに、そこにしっかり食い込んできたのは立派。正統派アキバキャラの面目躍如だ。アタシと世間が交差した瞬間でもある。
 まゆゆも次代のエースとして期待されている存在ではある。それを意識しているが故に、毎回の「1位になりたい」という発言につながるのであろう。しかし、見かけによらないその強気がアキバ系オタク族にはウケているのか、オタクは成功者には厳しい。過程にある者にはすべてを差し出しても尽くし、自分が支えなければ、という感情を抱き続けるが、頂点に立った者に対しては非情なまでに冷めてしまう可能性がある。
 ある意味AKB48を最も体現しているのがまゆゆである。オタクとかクレヨンしんちゃんという偏った層に頼るのではなく、一般ウケする方へのシフトの加減が今後の課題だろう。まあ、女性ファンも増えているようなので杞憂でしょう。


 それにしてもフジテレビの指原フィーチャーの番組作りには反吐が出る。笑っていいともレギュラーとして認知度のある?彼女を取り上げたのだろうが、見るに耐えない。寺島しのぶにしか見えない。富司純子の方がよほど美しい。
 指原はアタシの中では逆ランキング1位だ。ちなみに2位は北原里英ほっしゃん。にしか見えない)、3位は秋元才加少年ケニヤ)。


 とか書いてる最中に、指原が不祥事によりHKT48へ移籍とのこと。ま、それも興味ない。何とも思わない。


 前回書いたけれど、結局前田の14万近い票は特定の誰かには回らなかったようだ。1位の大島は前回より1万4000票も下げている。上位で大きく伸びたのはまゆゆと指原、たかみな、珠理奈くらいだ。投票総数は116万6145票→138万4122票と伸びている。SKE48NMB48らの認知度向上のせいか、あるいは単純に候補者が150→237と大きく増えたせいなのか。SKE48NMB48のメンバーを応援したいのに、AKB48のCDを買わされるのは不条理である。(実は投票方法は10種類くらいあるらしいのだが。)


 最後に、この投票券の付いたミリオンセラー「真夏のSounds good!」だが、個人的にはそんなにいい曲ではないと思う。昨年の「エビカツ」がかなり出来がよかったせいか、パンチ不足を感じてしまう。
 そしてSKE48の「アイシテラブル」も、彼女たちらしい曲ではあるが、夏らしさが無い。やはり昨年の「パレエメ」の方が夏らしくてよい。

 で、実はこの夏イチオシは、文字通りNMB48の「ナギイチ」。さや姉(ふた周り近く年下だがorz)見るべし、である。