ラグビー トップイースト11佳境!


昨日は秩父宮へ「リコーブラックラムズvsNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(なげぇ)」を観に行きました。


第一試合で大学ジュニア選手権の早慶戦があったせいか、なかなかの客の入り。
24−10と、最後に余計なトライを取られましたが、きっちり4トライを奪っての完勝です。


これで8戦全勝。すべての試合で4トライ挙げているので勝ち点各1を加えた40点。
余裕の1位突破かと思いきや、これが意外な混戦か。


2位(残り試合1)と5点差、3位(残り試合2)と9点差。
だから残りの2試合で、1つでも勝てば文句無く優勝。
あるいは2試合でのうち、引き分けるか、負けても7点差以内か、4トライ獲るか、いずれかで勝ち点合計2以上を得たら優勝決定。
まあ、相当優位なのは間違いないですね。


ちなみに、勝ち点の計算は、勝利4、引き分け1、負けは基本0。ただし負けても7点差以内なら1、勝敗に関わらず4トライ以上挙げれば1となり、この1点を巡る攻防がリーグ戦の肝になっています。


優勝の可能性を残しているのはリコーの他には3チーム。
暫定2位が三菱重工相模原ダイナボアーズ(元トップリーグ)。
1試合(リコー戦)を残して35点(7勝2敗)。リコーが前週のセコム戦で8点差以上つけられて3トライ以内で、つまり勝ち点0で負け、その上でリコー戦で4トライ以上を獲り、失トライを3つ以内に押さえて、かつ8点差以上をつけて勝つ。そしてセコムが勝ち点39以下で終われば、逆転優勝。


暫定3位がセコムラガッツ(元トップリーグ)。
2試合(リコー、NTTコミュニケーションズ戦)を残して31点(6勝2敗)。リコーがセコム戦、三菱相模原戦に合計勝ち点1以下で負け、セコムが2試合とも4トライ以上挙げて勝ち点5ずつを得られれば、41点になり、逆転優勝。
あるいはリコーと41点の同点、もしくはリコーと三菱相模原と40点の同点でも、直接対決でリコーや三菱相模原に勝っているので優勝。


暫定4位がNTTコミュニケーションズ。
こちらもセコム同様2試合(セコム戦、釜石SW戦)を残して31点(6勝2敗)。リコーがセコム戦、三菱相模原戦に勝ち点0で負け、NTTコムが2試合とも4トライ以上挙げて勝ち点5ずつを得られれば、41点になり、逆転優勝。
こちらは40点の同点では、直接対決でリコーや三菱相模原に負けているので優勝できません。


この2〜4位は、どこが優勝に近いのかわかりません。


ちなみに5位が優勝の可能性はないものの、2試合(NTTコム戦、栗田工業戦)を残し6勝2敗(26点)の釜石シーウェイブス
したがって、リコーが2試合とも負けると、星取りで言うと、3ないし4チームが2敗で並ぶという大混戦なのです。


絶対優位なんだけど、余裕でもないっていう意味がわかっていただけましたでしょうか???
簡単にまとめると、優勝ラインを勝ち点42以上だとリコーが優勝。
41点で同点だとすると、リコーとセコムの場合はセコムが優勝。リコーとNTTコミュニケーションズだとリコーが優勝。それぞれの単独優勝の可能性もあり。
40点で同点だとすると、リコーと三菱相模原だと、三菱が優勝。リコーと三菱とセコムだと、セコムが優勝。リコーと三菱とNTTコムだと三菱が優勝。
つまり、リコーが残り試合を連敗すると、直接対決での敗戦ということで、同点での優勝確率がグンと低くなるんですよ。


ま、21日(日)のセコム戦、優勝決定を観に行きますけどね。