日傘男子のススメ

お昼ごはんを食べにいったとき、同僚（女性）に「日傘ってあると違いますか？」って聞いたら、「全然違う、一度使ったらやめられない、もう手放せない、だって木蔭と一緒に歩いてるみたいなものだよ」

うーん。
これは女性だけに持たせておくのはもったいない。
男が持ってもいいんじゃないか？
「そう言えば男性で持ってる人っていないよねー。」

ご時勢的にいえば、これってクールビズになり得るんじゃないの？
というわけで、男性が持たない理由を考えると、「めんどくさい」「かっこわるい」「荷物が増える」「重い」「たたむのがめんどう」などなど・・・。
要は見てくれやめんどくさいだけで、女性と比較して持つのに不具合なことはなにもない。
大きさだって最近はこんな小さい折傘があるわけだし（雨傘ですけど）、そんな邪魔にはならないんじゃないのかな。

そりゃたたむのはめんどうだけど、東京の夏の暑さを考えたら、そんなの我慢できるんじゃないの？
暑さと雨とは同じように歩行に不適な環境だと思えばいいんだもん。
とは言うものの、男性が持つのに効果的なキーワードというと「小さい」「軽い」「ハード」「スマート」「シャープ」なんてトコでしょうか。

やっぱりイメージ戦略だな。
見た目を気にするってことは、かっこいい男が日傘をさしていれば、真似したくなるってことでしょ。

最初に浮かんだのは、モックン。
でも伊右衛門になっちゃうんだよなー。
そう言えば和服には日傘も合うよね。昔はしてたんだろうな。なんで差さなくなっちゃったんだろ。

次は佐藤浩市。
最近はギラギラした暑苦しさも抜けてきたし、チョイワルオヤジ日本版ってカンジでしょ。
チョイ傘オヤジとかさ。
いや、「チョ日傘オヤジ」か。

でもきっと一番いいのはねえ、トヨエツ。
男性人気が低く、女性人気の高い俳優の筆頭。
男は顔（ゴツイしデカイ）を見て、女性は全身くまなく見る。足が長い、スタイルがいい、動きがしなやか、洋服が似合う、etc。男にはわかりにくい世界。
彼ならヘンなカッコしててもスマートに見えるし、きっといいはず。
でも、みんなが彼の真似をしても、彼のようにはキマらないんだよなー。