バテてました。


走りました。
1月11日(日)谷川真理ハーフマラソン
“初”ハーフ。


無謀なんですよね。
昨年の申し込み時点では、年末年始の休みには走り込んで、そしたらハーフもいけるだろうなんて考えていたんですが、年末に皆風邪を引いてダウン、年末5日間のうち、4日は病院に行く(救急も含む)というとてもランニングどころではない状態になっておりました。


そして快方に向かった新年、ニューイヤー駅伝箱根駅伝でモチベーションは上がったものの、同時に大好物の栗きんとんやケーキで目方も上がる一方なのでした。


仕事もはじまり、準備不足の中迎えた当日、前日も忙しく睡眠時間は4時間程度という、とても走れる気分ではなく、朝起きられなかったら棄権しようなんて考えもあったのですが、幸か不幸か予定よりちょっと早く目覚めるというベストタイムになってしまいました。


何気なく選んだこの大会ですが、現地のアナウンスMCによると、日本で一番大きな、もしかしたら世界で一番大きなハーフマラソン大会だとか。参加人数約12,500名。駅から会場までラッシュ状態で、早く出てきて正解でした。てゆっか、この大会を選んだことが間違いだったでしょう、実力的に。


練習できなかった割にはよくがんばりましたよ。
だって、目標は「完走」だったのに、当日会場に行ったら『制限時間 10km:1時間15分 20km:2時間30分』ですと。
これ事前のパンフやHPには書いてなかったんですよ。
もちろん、制限時間が無いわけないとは思ってましたけど、でも河原だしな、ユルめだろうな、なんてカンタンに考えていたんですが、まあ一般的にはこの時間はユルめなのかもしれないけど、アタシには結構プレッシャーなんですよね。
先にも書いた通り「完走」できればいいと思っていたのに、だからゆっくり、1km7分半くらいで走れば何とかなるだろうと思っていたら、これじゃあ10kmで75分、つまり制限時間ギリギリちゅうことですよね。だから少なくともキロ7分、できれば6分半くらいでは走らなくちゃとなってしまいましたの。


で、スタートすると、何をモチベーションに走るかとか、この走っている状況を客観視してブログに書こうかなとかいろいろ考えながら走るわけですが、やはり普段の1人ランニングと違って、周りにランナーがいると引っ張られるんですよね、それを我慢して自分のペースで走るのが完走とかのコツなんでしょうけど、アタシにそんな芸当ができるわけもなく、ですから誰かペースメーカーというか、そういう人を探すんですが、やはり女のコの方がいいので走る姿がキレイなコを見つけ、具体的に言うとお尻のキレイなコなんですが、あ、具体的に言わなくてもよかったか、ま、それだけでなくいわゆる『後ろ姿美人』みたいなコの後について、文字通り「女のケツを追っかけ」ながら走るわけです。


ま、結論からいうと8キロあたりで尿意が我慢しきれなくなったので彼女とは別れて(?)しまったんですけど、彼女のおかげで1キロ5分40秒のペースで走れましたよ。てゆっか、間違いなくオーバーペース・・・。
でも尿意って不思議ですよね。
スタートのホント直前に済ませたのに、スタートラインを越したあたりですぐまた尿意を覚えるんですから。
なんとか8キロまでもたせましたけどね、それは膀胱のチカラなのか、女のコのお尻の魅力なのかはわかりません。わかるけどわからないことにしておきます。


トイレで3人くらい待ちましたから、何分ロスしたかわかりませんが、トイレに行って10キロ60分ジャストくらい、アタシ的にはなかなかの数字です、というかできすぎです、てゆっか頑張り過ぎです。
しかもトイレの後は、さっきのコが折り返して来るんじゃないかと思って顔とゼッケン番号を見ようと対向ランナーのチェックばかりしていたので相当ペースが落ちていたと思います。顔も前を向かずに斜め見してたわけですからね。結局見つけられませんでしたが。見つけなくてよかったと思っています。そういうのってだいたいガッカリするのがオチですからね。
それでも昨年4月の10キロ初レースが62分でしたから、トイレ込み60分というのは上達ですね。これがアタシの約9ヶ月の努力の成果なのか、女のコのお尻の魅力なのかはわかりませんが。(しつこい)


そんなわけで後半はグダグダです。
制限時間に引っかかるようなことはありませんでしたが。
2時間は切れませんでした。
あたりまえか、前半1時間なのに。
ま、切れないどころの数字じゃなかったんですけどね。
フィニッシュ地点
霜柱が融けてぐちゃぐちゃ。
倒れ込むこともかないませんでした。
ホント最後の1〜2キロは、腹が減って、眠くて仕方ありませんでした。
もう完走なんていいから寝たいと何度思ったことか。
で、ゴールとともに寝ようかと思ったら地面はこんな有様。
その先にあったベンチに座ると同時に眠気が襲いましたが、これが単なる眠気なのか疲労によって朦朧として意識を失いそうになっているのか、アタシにはわかりませんでした。
でも寝ちゃいけない場面でコックリコックリ舟を漕ぐのと同じカンジで落ちそうになっていましたから、きっと眠気なんだと思いますけどね、とにかく睡眠と体力が不足しているのは間違いない。


レース後は、谷川真理とゲストランナーの猫ひろし、それから飛び入りゲストのエリック・ワイナイナらによるイベント。

イベント自体はどーでもいいけど、ワイナイナを見られたのはちょっとうれしいかも。


もともと運動不足解消とダイエットのためにはじめたランですが、走り始めるとタイムや記録が気になってしまいます。そうすると少しでも速く走りたくなるのが当然で、そのためにはどうするかと考えたとき、練習はもちろんだけど、体重を減らせばいいのだと気付いたのはいいのですが、もともとそのために走りはじめたのですから、やっぱり走るしかないと思った次第です。


一つだけ苦しかったのは、iPodの編集を間違えたのか、走っている最中、3〜4曲に1曲はPerfumeが流れてくることでしょうか。
ま、途中からそれどころじゃなかったからいいんですけど。